スパム対策

3日前から特定ドメインに対するスパムがあまりにも酷いくなりました。1日に2,000通ものスパムが来ます。受信処理、及びスパム検査のためにローカルマシンの負荷が尋常ではありません。そのスパム対策の為、当該ドメインのMXをMTAがpostfixのサーバーへ変更しました。
なぜpostfixを選んだかというと下記のページのスパム対策に惹かれたからです。

阻止率99%のスパム対策方式の研究報告
―― Selective SMTP Rejection (S25R)方式 ――
http://gabacho.reto.jp/anti-spam/anti-spam-system.html


偽判定のリスクから今までアンチスパムソフトの導入は控えてきました。一旦スパムと判断してしまうと正常なメールの救出が困難なためです。
ですが冒頭にも書いたとおり、ローカルマシンの負荷があまりにも高くなりすぎたため本格的にスパム対策を行うことにしました。
導入した対策方法はpostfixに対するS25R方式です。S25R方式ならば受け取ってしまったメールを捨てるわけではなく受信拒否を行うため、偽判定が起きても送信者にそれが伝わりますので再送してもらえるの可能性があります。

導入はものの5分で完了しました。あっけないほど簡単です。
現在、postfixのログファイルを眺めていますが、S25R方式による受信拒否は面白いですね。リモートホスト名が正規表現(とブラックリスト)によって弾かれていくのはまるでシューティングゲームの様でとても痛快です。この様子を見るだけでも導入の価値があるかもしれません。