Sessionフィルタのmodeに指定するstart、closeはPHPのセッション管理関数の動作を踏襲している。つまり、startを指定するたびに新しいセッションが始まり、closeを指定するとセッションが破棄される。
また、nameを指定しておけばセッションに名前空間を持たせられる。つまり、ある会員サイトで、会員情報登録ページで入力した本名と製品評価ページで使うハンドルネームが同じ変数名だとしてもSessionのnameが違うなら、名前空間が違うので衝突しない。登録直後に製品評価ページで他社製品の悪口を書いたら実名が表示されて問題になる、なんてことは起きないと思われます。
よく考えられた仕様で感心しました。
ちなみに、Sessionにnameを指定しないときにはPHPSESSIDという名前空間になります。PHPデフォルトと同じです。
余談。nameではなくnamespaceというプロパティ名ならC++やC#を知っている人には分かりやすかったかも。でもそれだと名前が長いかなあ。
